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2018年9月11日 (火)

あぐり新聞 2018年9月号

収穫が始まりました!

皆様へ

 まだまだ残暑とも呼べないほどの暑さと陽射しが大気を支配しています。いかがお過ごしでしょうか。どこかに逃れようとしても、目の前の田んぼに日陰はなく、逆に近づいてくるコンバインの轟音と更なる熱気に軽くめまいがします。異常なほどに暑かった夏を乗り越えついにこの日がやってきました。30年産の米作り。その集大成の稲刈りがスタートしました!

 さて、松幸農産では いよいよ収穫期に入りました。待ちに待ったというより 今年は「突然」に始まったというのが実情です。春の田植えが苗の都合でいきなり始まったように、刈り取りもまた突然のスタートでした。

 「あれ?」と思ったのが8月の初旬です。8月20日頃に適期となるはずの酒米「五百万石(田んぼ2枚分」が色落ち始めました。少し早すぎます。気にして見ているとどんどん色落ちが進んですぐに適期を迎えました。もともと生育が短い品種なのでこれはこれで良し。たんぼ2枚のことなので8月10日には収穫してしまいました。

 「はっ?」と思って、メインのコシヒカリに目を向けます。こちらは少し遅いものの同様に色落ちが始まり、水分も落ち始めています。逆にこれはマズイと思いました。コシヒカリは収穫する量も五百万石とは けた違いに多いのです。早すぎては困ります。例年であれば、お盆前に水路の水が止まり、従業員はお盆休みを取って お盆明けから収穫の最終準備を行って8月23日に収穫を開始。このままだと、お盆休みはありません。でも 刈り取る時期が来てしまったら、刈り取らないとどんどん時期が遅れていって全体的な刈り遅れとなってしまいます。

さらにもう一つ、収穫の最終準備ができていません。新車のコンバインは良いとして、前からあるコンバインの最終整備はこれからです。また、運搬用のダンプカーも借り受けるのはお盆明けでお願いしてありました。これもすぐに手配できるかわからない。8月上旬にして急に慌ただしくなってしまいました。

 そして、どんな話になるかと言いますと すぐの刈り取りに備えて、まずは「休みが無くなっても出勤できるのは何人いるのか?」、「すぐにコンバインの整備をしろ!」、「借りられるダンプカーをすぐに借りてこい!」とカオス的な状況になります。すぐに走り出して準備が間に合いそうなのがスタッフ半数、機械も半分。できるのはここまで。もうやり切ることを覚悟しました。そして、お盆直前・・・

 色落ちは進んで、適期を見極めるために水分を確認しました。「あれ?思った以上に水分は落ちていない?まだ早いのでは?」 でも、酒米は明らかに早かった。コシヒカリも早いに違いない。全体的は水分は刈り取ってみないと分からない。そんな感覚で「とにかく1~2枚刈り取ってみよう」となりました。そして、結果は・・・

 「あ、やっぱり早い・・・」1週間は早いと確認できてしまいました。完全な勇み足です。思うに今年の暑さが生育を早めている現状と酒米が実際に早かった現実で見る目が狂ってしまったのでと思います。色落ちの具合から見た水分の落ち具合も想定と違っていました。「何だったんだ、この数日は?」 しれっと風に揺れている稲穂を見て 少し恨めしくも感じます。おかげで無しを覚悟したお盆休みも取れてしまいました。これは幸いなのでしょうか?

 お盆が明けて再確認してみると今度は思ったように水分が落ちています。開けて3日後には刈り取り適期が来ました。その間、バタバタとしていきなり刈取りは始まりました。結果、例年より5日早いスタートです。その後、8月下旬~9月下旬まであとは止まらずどんどん収穫を進めています。

 振り返ると今年は「想定外」なことばかり起こった米作りでした。苗もそう、肥料もそう、収穫もそうです。こんな年は珍しいのではないでしょうか。原因を総括するならそれはやはり「暑さ」のせいです。全体の刈り取りが進んでいない段階なので最終結果は分かりませんがそれも苦労した分、愛着のあるお米。困らされて、困らされて育てたお米です。

 そんなお米が、皆様や私たちの健康で元気な生活のもとであることを願ってやみません。今年のお米はいかがでしょう。

                                    農業生産法人 松幸農産

                                    代表 松田丈輔

「すいません。知りません・・・」

あるお客様からのお電話。「コクゾウ虫はどこから侵入するの?」との問い合わせがありました。倉庫の中で「湧いてくるもの」、「いつの間にか侵入するもの」と認識していましたが、どこがスタートか分からず答えることができませんでした。コクゾウ虫はどこかに必ずいて、発生を抑えるには低温にすること(又は薬剤で燻蒸)までが思考の行き止まりで考えたこともありません。すぐに問い合わせました。農薬の卸業者さん、小米の卸業者さん共に正解がなく、県の農業研究所に聞いてようやく分かりました。

田んぼにて稲穂に卵を産むそうです。低温では活動せず、温度が上がると孵化しますし動き始めます。農薬で防除することは行いませんので、やはり自然と侵入してしまいます。米の保管は出来る限り低温でお願いします。今回は答えられず申し訳ありませんでしたが、私自身すごく勉強になりました。

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コメント

コメント、消えるアクシデント、、というか、、投稿ミス?なのか、、、?。4度目の挑戦🤨、、、
コクゾウムシ、、、、お米にはつきものですものね、、、大変です、、ご苦労様、、という言葉しかありません😔。
富美子さま
お返事届きました❣️お忙しい毎日なのに、、恐縮します、、、。
でも、、ちょー嬉しい❣️❣️❣️ありがとうございました。
いつかは、届くはず、、、と、コメント欄使わせてもらいました、、、。届きますように🙏。
第7回 手仕事百軒横丁、、、頑張ってください👍
きっと成功です🤗、、、、もちろん近ければ参加したい、、参加はなくてもお顔を出したい、、、、❣️
ばぁばからの食器、、、全く覚えていません、、、😭
従兄弟が、陶器窯元やってます、、、
義姉も和食器のお店をしてましたが、現在は辞めて、、鬼怒川温泉駅近くに家を買って、、引っ越しました。
積もるおはなし、、、、沢山したいです。お互いに、、夢を持って、元気で過ごしてれば、、、いいことあるでしょう、、、それまで楽しみにします。

投稿: | 2018年9月28日 (金) 14時02分

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