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2015年9月 1日 (火)

あぐり新聞 9月号

あぐり新聞 9月号をお届けいたします。

皆様へ

 収穫が始まりました!「とれたての新米」を発送しています。

 朝夕の気温も下がり、ようやく秋を感じる日々です。皆様いかがお過ごしでしょうか。今年も無事に収穫の時期を迎えることができました。今年は天候に恵まれた生育前期、恵まれなかった中期、再度恵まれた後期、と山あり谷ありの一年でした。生育の中期では、日照も温度も十分ではなく非常に心配しましたが、その後の天候で何とか持ち直し、例年通りに収穫ができそうです。

 轟音を響かせながら動き続けるコンバイン。その横で刈り残しを手刈りするスタッフ。トラック部隊は田んぼと乾燥センターを走り続け、運ばれた籾を乾燥し、轟音の中で玄米へと調整するスタッフもいます。それぞれが自分の持ち場を守って、でも協力しあいながら、そしてここまで来た「ほっとした感」とクライマックスを迎えた「最後までやり切る感」が混じった表現しにくい感情でもって、収穫作業は進んでいきます。

 今回、皆様にお届けする新米はいかがでしょうか。太陽や大地の香りと共に、私たち松幸農産の「汗の香り?」も届きますでしょうか。一年で一番お米の美味しい時期です。是非ともおなかいっぱい食べてください。

 さて、この度、松幸米がモンドセレクションで金賞を受賞しました。
ビールのCMで「モンドセレクション金賞受賞」という言葉を聞くたびに「松幸農産のお米はどうなんだ?」と考えていて「いつか機会があったら申し込んでみよう」と考えていたのですが、海外の品評会に出すことは大企業が行うことであって「まあ、無理だな」と諦めていました。ところがたまたまインターネットを見ていたら、モンドセレクションの日本代理店を見つけて一気に現実味を帯びることになりました。ネットの中を散々探してお米の受賞者を探しましたが、大手の加工した米と「米」を使った日本酒ばかりで、「米、そのまま」は見当たらない。「これはやるしかない!」授賞式展で微笑む自分の姿だけ想像していました。

 さっそく電話して、作業服からスーツに着替え、都市部にある代理店に出かけました。おしゃれな会議室に通されて、居心地が非常に悪いまま会議がスタートです。最初の質問は「そもそもお米で申請できるのか?」でした。一次産品の農産物が対象となるかも知らなかったのです。「今はできるようになりました。前まではなかったのですが・・・」「なるほど、では一番ですか?」「数点の実績はあります」そう答えます。さすがにそれはそうか。一番でないことを残念に思いつつも、挑戦する気持ちに変わりません。すると代理店の人が続けます。「でも松田さん、申請資料は膨大です。更に申請したからと言って何かが受賞できるかはわかりません。モンドセレクションもメジャーになってきたので審査は非常に厳しくなっています。一度考え直しては?」 まあ、厳しいからやめときなさいと言わんばかりです。
松幸農産が小さな会社だからか、米が適切でないのかはわかりませんが全く背中を押してくれません。「だからやるんです!」少し意地になってそう答えて帰ってきました。

 送られてきた資料は確かに膨大です。松幸米の良さ、各種分析資料から各種の証明書、はては地域の貢献や環境への取り組みに至るまで多岐にわたります。各用紙には記入欄が大きくとってあるのですが、全て「別紙参照」にして書けるだけ書き込みました。思いや熱意が伝わらなくては意味がないし、それが大企業にない中小企業の心意気だと思ったからです。翻訳は代理店がすることになっていたのですが「少し要約しませんか?」と言われましたが「いや、全部必要です!」と譲りませんでした。品評会用に工夫した米を出品しても意味がないし、正直でないと思ったからです。かくして全部の準備が整い、後は結果を待つばかりになりました。

 結果は金賞受賞!でした。「それはそうだろう!」と皆に強がっていましたが内心はひやひやでした。銀賞や銅賞ならまだしも落選では士気にかかわりますし、松幸米を否定された気持ちになる。それが金賞ですから喜びもひとしおです。ただ、後日「授賞式典への招待状」が届きましたがこれには参加できませんでした。田んぼの仕事が混み合っていて、とても海外まで出向く余裕がなかったし、ドレスコードが「タキシードなど」と書かれていたのでその意味でも無理でした。少し心残りですが、ともあれ受賞で来て非常に嬉しかったです。

 何かの賞をとっても松幸米が変わるわけではありません。今まで通り、真面目にお米を作るのみです。ただ多くの生産者に先駆けて受賞したこと、第三者に評価されたことは、私たちの自信、やる気につながります。そこに一つの価値があります。この度お届けする新米は正真正銘の自信作。ぜひともご家族でおなかいっぱい食べてください。

                              農業生産法人 松幸農産
                                     代表 松田 丈輔

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コメント

うわ〜〜っ、、、「モンドセレクション」金賞受賞、、、👏🏻👏🏻👏🏻
流石ですね〜〜、、、、素晴らしい、、、お米の品質には、とても、安心感と愛情を、ずーと感じましたが、、、😊現社長の、対応と度胸に拍手を送ります👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻。、益々のご発展を心から応援しております。
会長夫人の1友人として誇りを持ちます☺️🍅

投稿: 完熟TOMATO缶 | 2015年9月 9日 (水) 10時23分

あっ、、、、、そうだ、、久し振りの訪問、、、、台風被害が気になって
訪問しました。なんとか無事に乗り切れますように、祈っています🍅。

投稿: 完熟TOMATO缶 | 2015年9月 9日 (水) 10時26分

紀ばぁば様
ご無沙汰しています。時々ブログに訪問してばぁばさんの日常はチェックしています。お孫さんかわいいですね。ばぁばさんとそっくりのように思いますが。台風の被害は何もなく過ぎてくれましたがばぁばさんの方はいかがでしょうか。明日は自宅前の宮川で伊勢神宮奉納花火大会があります。お客様をお迎えする準備に追われています。近くならぜひお越しいただきますのに。長らくお目にかかっていないのでばぁばさんのお顔を忘れそうです。お会いしたいですね。
モンドセレクションのことありがとうございます。また、メールもありがとうございました。

投稿: ふみ | 2015年9月11日 (金) 19時32分

おはようございます、、、、何事も無く、、、ほっとしました、、、、良かった、、、😥、お陰様でこちらも全然問題無かったです。ここは、、1番の高台で、、、道路向こうは外環道工事中で、見下げるとものすごい高さで、水害の心配は無く、、、崖崩れも、、、崩れるときは、裏の公園側から、、、、という立地条件で、、、さすが、、、息子が決めた土地、、、と感心したりし安心したりしてます。、お互いに、お顔を忘れるくらい、ご無沙汰してるので、、、、ぜひ、、、ここまで来て欲しいです。あなたの行動力を持ってして、、、可能ですよね。。こちらから、伊勢までは夢になってしまいましたし、、、、本当にお近くなら、絶対に脚を運びます。ご自宅前は宮川、、、、というのですね。あのきれいな川、、、よく覚えてます、、、。お忙しいところ、返信ありがとうございました。お元気で。

投稿: 完熟TOMATO缶 | 2015年9月14日 (月) 09時37分

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