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2009年3月

2009年3月30日 (月)

春の陽気

春の天気は行ったり来たり。
今日はまた汗ばむような陽気です。春休みでもあり「これから村」
にはたくさんの方が訪れてくれました。

「大変ですね」と声をかけてもらって一気に山茶花の植樹も
終りました。隣のハウスではみんなが育苗箱を並べています。
苗箱は5キロ近くあっておまけに中腰で何千箱を並べるのは
大変でみんな腰がのびなくて「あいたった、あいたった(ああ痛い)の
連発です。機械化が進んだとはいえまだまだ手作業の多い
農業の現場です。

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100メーターに100本の山茶花を植えました。田植えが始まると
横の水路に水が流れます。収穫が始まる8月中旬まで流れて
いますので毎年手作りの水車を回します。
今年はダッシュ村によく出てくるあのおもちゃの黄色いあひるを
浮かべようと思っているんです。ちょっといい考え・・かな?

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2009年3月27日 (金)

山茶花の植樹

折角膨らみかけた桜の蕾も凍えるような寒い中
山茶花の木を植える。100本の山茶花は植えても植えても
終わりが見えません。

10年後、この木たちはどんな姿で、そしてこの村はどんな姿で
皆さんをお迎えしているのでしょうか。その時私たち夫婦は
どんな姿でここに立っているんでしょうか。そんなことを
考えながら「これから村」の成長に最後の力を注いでいます。

皆さんに「癒される場所」と思って来ていただける村を目指しています。

それにしてもないないづくし・・う~ん・・どっからかお金が
降ってこないかなあ・・・と空を見上げる。

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2009年3月25日 (水)

寒い日ですね

先週のぽかぽか陽気はどこへいったんでしょう。
今日はみぞれまじりの雨に強い風のとても寒い日です。

おとついの夜中、老犬のもう死にそうな具合はどうでしょう。
今日は何事もなかったように元気いっぱい。
食欲もりもりです。

あ~あいろんな事がおこります。

今日久しぶりに農業の現場を覗いたらハウスの中は一面に
苗箱が並べられ緑のじゅうたんが広がっていました。
隣のハウスではまだ芽が出たばかりの小さな苗が白い布に
保護されて大きくなるのを待っています。

ちょっと心躍る嬉しい風景です。

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長男の苗はこんなに大きくなりました。毎日を水やり、温度調整
しながら約一ヶ月をハウスで過ごします。Cimg3413_2

次男坊の苗はまだ芽がでたばかり。白い布の下でもう少し
大きくなるのを待っています。三男坊は今日種まきをして
いましたのでまもなく産まれるでしょう。

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2009年3月24日 (火)

接待疲れ

お客様の接待疲れで倒れてしまったのはなんと老犬のティナ
でした。
夜中の10時過ぎ突然苦しみだし泡を吹いて痙攣してもがいている。
うんちももらしている。息もどんどん細っていく。いよいよ駄目と思った。
「心筋梗塞だ」と夫が言うので心臓マッサージをしながら医者の
来てくれるのを待った。注射を打ってもらったら少し落ち着いた。
先生は「この犬の心臓はすごくよい状態」と言っているから
心筋梗塞ではなさそうだ。
そんなひどい状態がなんと今朝は全く正常に戻っている。

どうやら客の接待疲れのようだ。
我が家に客が来ても庭に下りることはないけど先週はぽかぽか陽気で
客は皆、縁側に集まって談笑していた。

その中でティナは緩衝剤のように客の間を行ったり来たりして愛想を
ふりまいていた。犬なりに気を使ってくれたお陰で私の役割と疲れは
半分ですんだ。その分ティナがかぶってくれた。

動物が人の心をつなぐ役割は大きい。犬は本当にかわいいやつだ。

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2009年3月17日 (火)

ブログを数日休みます

今日も昨日以上に暖かい日です。
庭の木蓮がほころびてきました。
鳥の鳴き声がさわやかに聞こえてきます。そういえば
数日前、鶯の声も聞きました。春ですね。
庭では老犬ティナが春の匂いを嗅ぐように目を細めて鼻をしきりに
動かしています。大病でもう駄目かと思ったけど手術で無事乗り切り
すっかり元気になりました。
病気のときは庭の小鳥さえなめて鼻先を行き来してしていました。
カラスにはつつかれそうでした。動けないことをよく知っているんですね。
今は庭に降り立つ鳥や猫を追っかけています。

明日からアメリカ、ミシガン州からお客様がきます。
18,19日と京都を案内して(自分が案内してほしいくらい
京都のことを知らないですが)20,21日と伊勢を案内する
予定です。それでブログを数日休ませていただきます。

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2009年3月16日 (月)

種まき

お米の種まきはローラーの上を育苗箱がころころ進みます。

最初に空箱を入れると土、水、種、土の順番で育苗箱に入り
運ばれます。今年は23000箱作ります。

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種まきが済んだ育苗箱。数日するとこの箱を押し上げて芽が
出てきます。小さな芽は生命力に満ちあふれています。
生まれたての芽は真っ白ですよ。元気な姿見てほしいですね。

余談
今日は4月中旬のぽかぽか陽気。
朝から老犬のティナと目が合った。シャンプーしようか!
ティナはシャンプーが大好きだからおとなしくしている。
老犬は人間と同じで枯れてきているらしく湯をはじかないようで
毛を乾かすのに一時間もかかった。昔はプルプルと振って
終わりだったのにね。私もおんなじ。水滴がコロコロははるか
昔の事ね。

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はいはい、ドライヤーで乾かしてこのタオルでふくんだね。

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2009年3月15日 (日)

田んぼの地図

これは手製の田んぼの地図です。
すぐに覚えますけど時々間違えることも。これはごく一部。
この一枚一枚に苗を植えていきます。

今はトラクターで田んぼを耕していますが一ヵ月後の
4月10日頃より田植えが始まります。
えらいこっちゃです。

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2009年3月14日 (土)

種まきが始まりました

いよいよ種まきが始まりました。
4月の田植えに向けてみんな大忙しの日々の始まりです。
今日は種もみの消毒をしておりました。松幸農産では
種もみの消毒に農薬は使いません。湯で消毒しています。
安全が第一です。面倒ですがずっとこの方法で消毒しています。

今日は北風が強く寒い日です。私はがんばってくださ~い。と
声だけ参加。若い人がしてくれるようになり楽をさせてもらって
います。でも少し手伝いたい気持ちもわいてきます。
農作業はやり始めると思ったほど大変ではなくストレスを
感じません。働いた!って達成感、案外いいものなんですよ。

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お風呂上りの種もみ。これから酵素液に一日つかってさらに元気に
なってから種まきをします。

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2009年3月13日 (金)

3月になって 2

3月になってなにかとなまけているブログを続けるつもりが
今日の夕方4時にこられたお客は長居でまだお帰りいただけません。
只今夜中の11時40分、午前様になりそうです。

これから村の今後をどうするか大いにに盛り上がっています。
二人暮らしにお客は嬉しいものですから引き止めています。
また明日からということで今夜はこれで失礼します。

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2009年3月12日 (木)

3月になって

3月に入り立て続けに来客で嬉しい悲鳴。
しかも遠方の方ばかり。

昨日はまたまた突然の来客でおおあわて。
部屋は?トイレは?お化粧はげはげの顔は?という暇もなく
10分も経たずに現れたお客様は3人の男性。

我が家には凡そ似つかわしくない東京からの客人は夫の
農業にかなり興味をもたれているようだ。
ひょっとしてこれからは農業の時代かもしれない。

そんな大切なお客様なのにこんな日に限ってお菓子も
フルーツもナイナイ尽くし。
ほんとに困った。
これに懲りて今日は山ほど買い込んで準備万端。
さあ、いつでもいらっしゃってくださいませ。
お客様大歓迎の我が家です。

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2009年3月11日 (水)

月光

「開墾を終へて見上ぐる山畑を
     月光負ひし妻の戻り来」

先日の新聞に友人のご主人の詠んだ歌が掲載された。
趣味で山を開墾しブルーベリーなどを栽培しておられるご夫婦。
月を背に山をおりてくる妻を見上げて待っているんご主人の
顔が浮かんできます。妻のことを詠むなんてすてきですねえ。

「げっこう負ひし妻の~」と詠んだら顰蹙をかった。
「月光」は「つきかげ」と詠むらしい。
肝心の奥さんも「げっこう」と詠んだらしくまるきり歌の心をを知らない
二人にがっかりしていた。

こんな絵を書いたと知ったらもっとがっかりされるでしょう。
くわばら、くわばら・・・

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2009年3月 6日 (金)

ポニーの馬車

あれもしょう、これもしようといろいろ夢の多い「これから村」。
その一つが農村結婚式場。ポニーに馬車を引かせて農村
一周はどうだろう・・とすでに鞍まで用意したけれど肝心の
ポニーは自由気ままな生活でとても物になる見通しはなさそうだ。

なにはともあれ、一度乗ってみましょうと飼育担当の滝さんは
ケンにまたがり颯爽と。それを見ていた夫はならばと長い足を
(ということにして)目一杯のばすも乗馬拒否され落ち込んでいる。

ケンのご主人は滝さんだけ。しょうがないですね。

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颯爽と言いたいけどなんせ相手はポニーだからこんな様子です。

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たきさ~ん~あの人きらい~甘えんぼのケンでした。

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2009年3月 2日 (月)

あぐり新聞 3月号

あぐり新聞3月号をお届けいたします。
読んでいただけましたら嬉しいです。

あぐり新聞  3月号

3月に入り、春の足跡が聞こえてきました。
皆様にはいかがお過ごしでしょうか。冬の間にきれいに刈り取った
畦から雑草が生えるようになり、少しずつ大地が目を覚まし始めて
います。吹く風も乾いた西風から少し湿度のある東南の風へ変化
していき、暖かい日も増えてきました。
また今年も必死で働く田植えに季節が目前です。

先月号で今年は準備が順調に進んでいるとお伝えしましたが
やはり3月になると「あれも、これも」とやることがいっぱいで
気が急いてきます。
苗作りが始まりますし、ビニールハウスを建てたり、全部の
田起し、ケツ板の取り付け、壊れた井戸の修理に、降り口の
土盛りなど考え始めたらクラクラします。

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でも、もう待ったなしの時期に入りました。
一つ一つの小さな作業に積み重ねが全て秋の収穫に関わって
きます。全員一丸となって田植えに向って今から走り出します。

さて、先日いつも通り仕事をしていると、真剣な面持ちの父が
私を呼び止めます。「どうしたん?」と聞いてみると
「丈輔、イシバさんに手紙を出そう!イシバさんに!」と言います。
そんなことわざわざ言ってくれなくても勝手に出してくれれば
いいじゃないかと思いつつも、そんな友人がいたかなと思い
「どのイシバさん?」と聞き返してみました。

「イシバさんって言ったら農水大臣の石破さんしかいないだろ!」
と理解できない私に少し苛立ちながら返ってきました。
「え?知り合い?」と一瞬困惑してしてしまった私に父が
まくしたてます。

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曰く、「新聞に新しい減反政策のことが書かれていた。減反に
参加するかどうか農家に選択させようとしている。そして参加
してくれた農家には交付金を支給する方向だがそれは間違って
いる。離農した農家や、もう辞めたいと思っている生産者を
応援しても意味はない。石破さんに松幸農産にきてもらって
現実を知ってもらおう。頑張っている生産者もいることを知って
もらいたい」石破さんなら解ってくれるのではないかと思った
そうです。

もうすでに現役で働いておられる生産者は本当に少なくなりました。
近所で70軒くらいある在所で話をしていましたらもう米づくりの
全てを自分で行える生産者は5軒だけだと言います。
ほとんど離農されているか、新しい機械を買わずに「壊れたら
辞めよう」と考えておられる引退予備軍ばかりです。
大多数のそういった方々に減反に参加することで得られる交付金
はおそらく非常に魅力的に写るでしょう。
しかし、その先にあるのは、先細る農業を更に弱くして衰退して
いくばかりの未来。国際競争に敗れ、国土を保全できず、日本の
食糧を確保できず、それでも誰のためかよくわからない「米価」を
守り続ける、そんな姿勢です。そういうことはそろそろやめなければ
ならない。次世代に引き継いでいく未来はもっと夢のあるもので
あってほしい。農業にはまだまだ大きな可能性がある。

手紙には父の「力強い農業を育てていこう」という考えがとうとうと
書かれていました。今、農業後継者として米作りをする身になって
私には父の想いがよくわかります。

もともと農家でなかったため今まで多くの批判に晒されてきました。
「お前は農家を惑わすものだ」と行政に切り捨てられ「松幸農産には
関わるな」と農協からお達しが出たりしてずっと叩かれてきました。
行政や農協の松幸農産に対する姿勢は基本的に今も変わりません。

それでも「なにくそ!」と誰も見向きもしない荒地を開墾しながら
また少しずつ地域の理解を得ながら26年経ってようやく今に
姿があります。
26年経って120町歩を耕作する地域最大の「元気な」生産者となりました。誰も助けてくれなかった厳しい道のりが生産者を育て、安易な
交付金による需給調整が結果農業をおかしくしてしまう。
なぜ、一生懸命な生産者を見てくれないのか、やる気のある農家に
冷たいのか。国として是非、力強い農業を育ててほしいという切実な
想いからどうしても石破大臣に伝えたかったのです。
読み終えて私自身も同じ気持ちでやはり伝えたい、手紙に書かれた
内容こそが現実でした。

2月中旬に石破農水大臣宛に実際に手紙を出しました。
下旬にはまだお返事を頂いておりません。
「馬鹿なことを・・・」と一蹴されたのかも知れませんし、お時間が
取れないのかも知れません。こういった手紙を読んで頂ける
ものでしょうか。でもいつか本当の想いが通じたら大臣自らが来て
いただけるかも知れませんし、そうなればきっと時間いっぱいまで
話して日本の農業が進むべき道を語り合い、その現場との対話が
農業の発展に向けた大きな方針に繋がるのだと思います。

今回の手紙は少し突飛な行動に感じられるこも知れないのですが
いつか大きな山が動く一歩になればと心から願っています。
(いつも父の行動力には頭が下がります)

                    農業生産法人  松幸農産
                          代表  松田 丈輔

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