2018年1月16日 (火)

あぐり 新聞

 

 

 

 皆様へ

 

 いよいよ年もあけて、新しい1年がスタートしました。皆様いかがお過ごしでしょうか。朝は太陽が昇り、夕方には沈んでいく。実は何も変わっていないのに、何だか全てがリセットされて、新たな希望に満ち満ちていくのは不思議なものです。「がんばろー!」と言われると、反射的に「そうだ、がんばろー!」と返してしまう。根拠がなくても、幸せな気分があふれていますよね。だから1月は大好きです。

 

 11月、12月と少雨だったので、松幸農産では例年にないくらい作業が進んでしまいました。麦の種まきなんて、12月の中旬には終わっていましたし、1月から行う予定だった鶏糞の散布も、あっという間に終わりました。後は稲わらが完全に土に返って、今年の養分になるのを待つばかりです。「この調子なら、今年は何かいいことあるんじゃないか?」そんな話で盛り上がります。新たに始まる30年産のコメ作りは期待大ですね!

 

 

 

 さて、代表の私が言うのも変ですが、松幸農産は本当にいい会社です。「お米が良いから」を一番に挙げたいところですが、実は違って「働いている人が良いから」が一番の自慢です。誰一人例外なく、みんな素晴らしい人ばかりです。一生懸命にはたらいてくれるのはもちろんのことですが、人間的に魅力があって、みんな仲良くて、仕事にまじめに向き合って、より良くするためにいつも考えてくれて、実行してくれて。そうしてお互いに頑張れることが何より幸せに感じます。こんな話をすると、「それは社長が良いから…」とお世辞を言ってくれる人もいるのですが、それは笑って完全に否定できます。そうではないですね。「みんな良い」いつもそう思います。土づくり、良いお米を収穫する工夫、新しい販売方法、お客さんが来てくれる努力、積極的なPRなど、小さいながらも本当に沢山の取り組みを行っていますが、すべてみんなの挑戦や苦労の上に成り立っていて、それらが少しずつ着実に実を結んでいって松幸農産の今があります。いつからでしょう?覚えていないのですが、自然発生的に積みあがってきたものです。「どうしてですか?」と聞かれれば、「働いている人が良いから松幸農産は良いのです」という答えしか見当たりません。何にも代えがたい松幸農産の自慢。それは「人」で、そういう人たちが作るお米であったり、ケーキであったり、運営する飲食店であったり、また受付や発送業務であったり、動物の世話だったりします。だから、松幸農産のお米はおいしいし、ケーキや食事なんかもおいしい。来ていただければ、なんとなく気持ちがいい、そんな風に考えています。でもなかなか伝わらないですよね。内部的なことですから。新年ですので「松幸農産の姿」をトピックにして何か書こうと思ったら、このことがスラスラ出てきてしまったので書くことにしました。皆様の持っておられるイメージと同じだったでしょうか?

 

 

 

 これからどれほど、AIの時代が来て業務が効率化し、機械やシステムが自動化して効率的になっていったとしても、結局すべて「人」が大事なのだと思っています。15年くらい前に教えてくれた人がいました。最新鋭の機械やシステムさえあれば何でも可能になると、そんな風に語られる時代でもあります。でも、前時代的であっても、少しくらい能率が悪くても、どこか「人間臭い」部分があったほうが良いと思われないでしょうか。ご飯は手作りがおいしいし、人とは会ったほうが楽しい。間違いないですよね。

 

松幸農産は小さな会社ですが、「人がいる会社」です。そんな人が、今年も一生懸命お米を作ります。新年を迎えて、思いは新たに、良さはそのままに頑張っていきます。

 

皆様にお届けする品物の後ろに、頑張るみんなの姿を想像して頂けますと嬉しいです。

 

 

 

農業生産法人 松幸農産

 

代表 松田丈輔

 

 

 

 日本酒プロジェクト 第2

 

 産官学連携の日本酒プロジェクトですが、新たに社団法人を設立しました。その名も、「一般社団法人 神都の祈り」です。なんか宗教法人みたいですが、伊勢神宮のおひざ元にできた組織ですので、これはお許しください。私たちの日本酒「神都の祈り」を中心に、参加組織を募りながら、次の展開をこれから考えます。そして理事長には私、松田が就任します!もう完全に「実権なしのお飾り」というか、「消去法の貧乏くじ」というか、2度もフランスに連れて行ってもらったので、断りきれずにやることになりました。でも、こちらも奇跡的に良い構成メンバーに恵まれたので、共に新しい挑戦ができればと思っております。形や方針が決まったら、またご報告させていただきます。

 

 

 

 スイーパーの件

 

 皆様、「スイーパー」って知っていますか?一度ネットで検索してみてください。手動の芝刈り機みたいな形で、それを押すだけで、ゴミがすいすい取れていきます。今までほうきと塵取りで1時間はかかった倉庫の掃除も、これ1台で10分で終了です。お値段は約5万円。「早く出会いたかった!」の声が続出です。本当に便利です。なんかテレホンショッピングの1シーンみたいになっちゃいました!

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2017年12月 2日 (土)

あぐり新聞 12月号

皆様へ
 早いもので今年も12月に入ってしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか。よくても寒さが和らぐ程度の日々で、さすがに暖かい日はありません。一枚、また一枚と日に日に着ぶくれしていって風船に足が生えてるみたいです。みんなが丸く見えてきます。「俺は7枚着ているぞ!」「いやいや俺は8枚だ!」いつもの冬のワンシーンです。

 12月の松幸農産では、麦の種蒔きを必死で行っています。10月は長雨で全く作業が進みませんでしたが、11月に入ると一転、晴れの日ばかりが続きました。遅れを取り戻そうと猛然と作業を進めておりましたら、いつの間にやら追いついて、例年と同じようなスケジュールになりました。この12月が最後の種蒔きの適期ですから、気持ちよく年末年始を迎えられるよう、今年最後の気合を入れて突っ走っていこうと思います。

 さて、今年平成29年は最後の年です。いわゆる「30年問題」です。「減反」や「転作」という言葉はよく耳にしますよね。1960年代には米が余りはじめ、私が生まれた1970年代に導入されたお米を作らない政策、それが減反や転作(生産調整)です。以来、一貫して国は米の生産に関与してきました。その関与を来年、平成30年からやめて「自主的に生産調整を行ってくださいね」となり、その先はどうなるかわからない。これが「30年問題」です。

 普通に考えて、生産調整がなくなれば、大量の米が作られて余り始めます。何とか売らなければならないのでその分、価格は下がります。消費者にとってこれはメリットですね。ただ、8年前に米の大暴落があった際には、私たちも非常に苦しい立場に追いやられました。その記憶が生々しい現時点で作り手の生産者はそれを望んでいません。消費者の方々には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、それが正直な気持ちです。

 そういった気持ちを考慮して国も無策ではありません。聞かれた方も多いと思いますが「飼料米=エサ米」の大増産です。転作作物として、法律上人間が食べてはいけない家畜の餌を作ることになりました。エサ米は輸入トウモロコシとの戦いです。一般の米以上に、価格では太刀打ちできません。その為、価格を合わせるために補助金で補てんされています。今ではエサ米を作った方が得な場合も多々あるので、どんどん増産されている最中です。みんながエサ米を作るので人間が食べる米の量は減り、近年米の価格は上がり続けています。 

 ある意味バランスが取れていると感じられるでしょうか。それとも何か変な感じだと思われるでしょうか。一方では生産調整をやめて、米が余るかもしれない状況を作り、米価を下げる。しかしその他方で同時にエサ米を作って調整を行う。これが機能して米は値上がりする。士すっきりしませんね。

 そんな中、松幸農産はどうするか。私は単純ですが「いいお米を作ろう」と思っています。海外産に値段で勝てる米、補助金で成り立つエサ米。考えるだけでなんだか寂しくなります。それよりも肥沃な土壌を作って、愛情込めて育て、秋には美味しいお米を収穫したい。汗を流して、泣いて笑ってのいつもの秋を迎えたい。そういったことに値打ちを感じるのです。高級品でなくて、誰もが手にできる範囲で、いつでも食べていただけるお米を作ることが生産者の仕事だと思っています。「いいお米」を作っていけば、そこにこそ道が開けてくると信じています。

 平成30年はどんな一年になるのでしょうか。「30年問題」がやってきますがどうなるかは実は誰も予想しきれていません。米価が大暴落するか、引き続き値上がりするか、よくわからないのです。でも、それはそれとして受け入れ、自分たちは自分たちの出来ることをしっかりする。そんな一年にしたいと思っています。

 皆様、今年も一年間本当にありがとうございました。非常に厳しい時代ですが、私たちのお米を食べて下さる皆様がいることが何よりの励みです。来年も少しでも皆様の期待に応えられるお米を作っていこうと思いますので是非見守ってください。

 何かと慌ただしい時期ですが、良いお年を迎えられますように。
 一年間、本当にありがとうございました。

                          農業生産法人 松幸農産
                               代表 松田 丈輔

「ポニーの芸」
 私たち、これから村のアイドル、ポニーたちはりんごか柿をあげると、犬がお腹をなでてほしくてあお向けになるようにポニーもあお向けに転がります。最初は調子を崩したかと心配しましたが3匹が3匹とも、リンゴか柿をあげると転がるのでよっぽど嬉しいのだ・・・ということで落ち着きました。わざわざポニーに会いに来てくださるお客様のためにポニー芸として、飼育係の滝さんは披露しています。ポニーも嬉しいおやつです。

あと、体が小さいので幼く見えるポニーですがお腹の大きさで中年だとばれてしまします。

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2017年11月 2日 (木)

あぐり新聞 11月号

皆様へ

 11月に入りました。皆様いかがお過ごしでしょうか。過ごしやすかった秋も遠のいて、日に日に冬を感じることが多くなりました。松幸農産では11月は小麦の種蒔きを行いますが、10月中旬からの天候不順で準備が全く進んでおりません。本来なら田起こし、溝切りといった作業は10月中にめどがついて11月は種を蒔き始めるのですが、10月末時点でほぼ手つかずの状態。このままでは収穫が梅雨時期にずれ込んで、最悪の場合は雨で収穫できず破棄することになりかねません。農業のプロとしてはそんなことは許されません。何が何でも適期作業を行うべく、11月もフルスロットが続きます。

 さて、10月に大きな台風が来ました。私はここで20年、農業をしていますが、雨の量では最大の台風です。大きな被害はありませんでしたが、あまりのも壮絶な光景でしたのでご報告させていただきます。

 台風は日曜日の夜に最接近する予想でした。土曜日の夕方には養生して帰り、後は台風が過ぎ去るのを待つばかりです。暴風はなく、ただ大雨だけが続きました。朝から夜までずっとです。夜になり、選挙速報を見ているとテレビも防災無線も大雨警報一色になりました。準備情報に始まって、避難勧告、避難指示。河川も氾濫注意のレベル2から、レベル3、レベル4とどんどん上がっていきます。最後には地域全域に避難勧告。「全員がどこに逃げるんだ?」と不安になり「会社の倉庫は大丈夫だろうか?」とますます心配になりました。収穫は終わっているので農業被害は考えられませんが、1年分のおこめが倉庫に積み上がっているからです。

 月曜日の朝、明るくなるのを待って家を飛び出ました。雨は止んで、今度はものすごい風が吹き荒れていました。松幸農産の倉庫の横には危険水位を超えた川の支流が流れています。風は大丈夫。もし被害があるとしたら浸水被害しかありません。車を走らせると目の前には広がるのは見たこともない風景です。一面が茶色の湖で集落は水に浮かんでいるようです。ほとんどの道路が冠水し、幹線道路だけがかろうじて通行可能でした。乗り捨てられた車。折れた看板。通りすがりの川は溢れ、泥水が橋を押しています。「これはだめだ・・・・」 もう、観念しました。通行止めを避け松幸農産に近づき「せいの!!」と覚悟を決めて最後の角を曲がると・・・・

 松幸農産は無事でした。川の水位と堤防の差は10㎝くらい。倉庫の床までは50㎝くらいの差でしょうか。一方、横の田んぼに目をやると見事に一面の茶色の湖です。畦も道路も全く見えず電柱だけが水の上に立っていました。まだ風が強く打ち寄せる泥水が崩れたのり面でしぶきをあげています。隣地のビニールハウスは水没し、遠くには民家へ救助に向かう消防署のボートが見えました。何十年とこの地で仕事をしていますが、こんな風景は初めてです。もし水位が数十センチ上がっていたら倉庫のお米は破棄しなければならなかったと思います。ガラスが割れたり、棚が押し流されたりと被害はありましたが、この程度で済んで本当に不幸中の幸いでした。

 そこで思うのです。「これは田んぼに助けられたな・・」と。
広大な田んぼが溢れた水を全て引き受けて水位の上昇を抑えてくれたのだから。
逆に住宅ばかりの街中は排水路だけでは処理しきれずに冠水被害を受けました。同じように低い土地でも、さらに低い田んぼがあったおかげで助かったのだと思います。
「さすが、松幸農産。田んぼに裏切られることはない!!」普段の行いの良さを自認しながら胸をなでおろすことができました。その後、水の引いた田んぼに残ったのは膨大なゴミです。田んぼに助けられた分、後片づけは私たちの仕事。ありがたく片づけをしました。

                        農業生産法人 松幸農産
                             代表 松田 丈輔

流れてきたもの、流れていったもの

 水が引くとたくさんの流木、稲わら、ごみが流れ着いていました。それに紛れて「生きた蛇」もたくさん流れ着いていました。命からがら逃げてきたのでしょうね。逆に松幸農産の「鯉の池」は完全に水没してしまい、ほとんどの錦鯉はどこかに流されていきました。川に流れついて無事ならいいのですが・・・海まで行っていたら・・・

パリとロンドンへ行ってきました。

 9月末に日本酒プロジェクトのPRに欧州に行ってきました。パリで取り扱ってくれるお店も決まり、徐々にではありますが進んでおります。ロンドンでミチコさんという女性を紹介されて一緒にご飯を食べました。コシノ姉妹のデザイナー「MITIKO LONDN]さんです。どうしてこうなったのか? お酒もまわって実は今でも謎のままです。

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2017年10月10日 (火)

あぐり新聞 10月号

松幸農産では手仕事よろず横丁、収穫祭とイベントが続き、忙しい日々でした。ブログの更新が少し遅れましたがあぐり新聞をお届けいたします。

皆様へ 

 10月に入り、すっかり秋も深まってまいりました。いかがお過ごしでしょうか。松幸農産では9月中旬に全ての収穫を無事に終えることができました。大豊作であった昨年よりは収穫量は落ちましたがそれでも過去2番目の豊作です。味もしっかりと甘みが乗った美味しいお米です。地道に取り組んできた土づくりが着実に実を結びつつある。そう実感しています。目に見えない土の世界、コントロールが効かない気候であっても工夫や苦労は決して裏切りません。これから始まる30年産に向けて信じることを一つ一つ積み上げ、更に上を目指していこうと思っています。私、45歳、引退まであと30年? まだまだやれることはあるはずです。

 

 会社で農業をしていると、農家さんに急なお願いをされることがあります。この時期ですので、収穫の依頼なのですが、年間のスケジュールや担当者が決まっている松幸農産では基本的に請け合うことはありません。人員、機械に限りがあり、引き受けてしまうと自分たちの作業に大きく影響してしまい、後々、後悔したことが何度もあるからです。逆に引き受ける場合は、次年度の耕作を松幸農産が行うことが決まっている時だけです。頼まれれば何でもするというわけではないので「なんだか、生意気だなあ・・」と幻滅される方もいるかもしれません。「助けてやればいいのに・・・」と思われるかもしれません。実は、農作業を専門に請け負う生産者グループもあって病気などで突然作れなくなったとしても、お金はかかりますが収穫できないなんてことにはなりません。この辺りは上手く住み分けができていると言えるでしょう。

 さて、ある日収穫したお米を乾燥機に入れる作業をしていたら見慣れぬおじいさんがやってきました。センターに敷地内に軽トラックを止めて誰に声をかけるでもなく敷地内を歩いています。目があっても声をかけてきません。不審に思って尋ねると「いや、ちょっと見るだけや」 と答えます。こちらも忙しいので「ああ、気を付けて見てくださいね」とだけ言って離れようとしました。すると「お前とこ、稲刈りしてくれへんか?」 と言われます。「あの、どちらさんでした?」 「どこの誰とは言えへんけど、やらへんのか?」 私は先に書いた理由で請け負わない事を伝えました。するとおじいさんは怪訝な顔をして帰ってしまいました。

 二日後、同じおじいさんがやってきて「やっぱり、お前とこで刈ってくれや」 「いや、やらないんです。JA経由で聞けばたくさんいるでしょう」 名前さえ知らない人です。断る気しかありません。 

「俺はお前とこで刈ってほしいんや」 

「何故ですか?」

「お前とこはええ噂しか聞かへんからや」

「!!!!!」

 うおっ!!と心が浮いてしまいました。何ということを言う人でしょう。これではまるで「オンリーユー」 と告白されたようなものです。「そう言われましてもルールが・・・」 と答える私に「とにかく一回田んぼを見てくれ」と私を車に押し込めました。着いてみると耕作したことのない地域でしたが近所には知っている生産者もいます。「○○さんには聞いてみましたか?」 と聞いても 「頼んでもおらん・・」 と言われます。目の前の田んぼは出来も素晴らしく、立派なものです。今すぐ刈るのがベストだと一目でわかりました。「いい田やろ」 「いや、確かにいい田んぼです」 「いずれ、お前とこに作ってもらうつもりや」 「そうですか・・・」 本当かな??と思いつつも断る台詞が出てきません。実は「お前とこに・・・」と言われた瞬間からもう、嬉しくて舞い上がってしまい、逆に引き受ける理由を探し始めていました。そしてこの「いずれ・・・」が私を後押しし。二日後の朝一に収穫させてもらいました。すごく喜んでくれて、それはそれで良かったのだと思いました。

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 結局、この方を含め今年は3軒の依頼を受けました。数年に1軒しか依頼はないので今年は多い方です。理由は全員同じ、急に健康を害して作れなくなったから。この方同様にドクターストップ、家族ストップです。高齢の農家さんの本当の限界が近づいているのでしょうか。実はは今回の方も収穫、乾燥調製後のお米を「明日、取りにくる」 と言われてから10日ほど連絡が取れませんでした。気分が悪くなって入院されていたそうです。お米を渡せた日、「田んぼは松幸さんに貸そうかな・・・」とつぶやかれたのが印象的でした。たとえ次の仕事にならなくても「他の人に依頼してください」 では駄目になってきているのかもしれません。少し考え方を変えていこうかなと思うようになりました。

                          農業生産法人 松幸農産
                                 代表 松田丈輔 

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2017年9月 5日 (火)

あぐり新聞 9月号

とれたての新米をお届けしています。

皆様へ
 暑さが残るこの時期ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。松幸農産では待ちに待った収穫期がやってきました。最後の最後に長く居座る台風が来てしまったので、一時はどうなることかと思いましたが、幸いにも倒伏などの被害も軽微で無事に進めることができそうです。「空梅雨の年は秋の長雨」 近所のおじさんから聞いた言葉が当たっていないことを祈りながら9月中旬までどんどん刈取りを進めていきます。一年に一番お米が美味しいこの季節。適期刈り取りの、収穫したてのお米を届けるべく、松幸農産ではスタッフ一同、フルスロットで頑張っています。 

 さて、この件は書こうかどうか迷いました。ですが、妻から「悪いことをするわけではないので問題はないでしょう」と背中を押されたので書くことにします。

 実は我が家では「生協の宅配」を利用しています。会員の一人です。ある日妻から「生協のカタログと一緒にこんなチラシが入っているよ」と声がかかりました。「お米のご寄附をお願いします。社会福祉協議会」 内容はこうです。地域に生活困窮者がいて収入が十分でなく食糧確保もままならない方々がいる。そういった方々を対象に、1日2合(最大5日分)を上限にお米を提供したい。そのためお米の寄付を募っています。

 読んだ瞬間に「ああ、これは自分たちがやるべきこと」と思いました。農業を通じて、食の大切さを知っているつもりですし、自分たちが作るお米が「生きる糧」であってほしいと思っています。収穫期はそういった気持ちを一番強く持つ時期でもあります。大したことはできなくてもできることだからやるべき。 そう思いました。

 ただ疑問も浮かびます。はたしてこの国でこんな身近に、こういった状況があるだろうか。また、一日2合のお米を5日分配布するだけで、いったい何の役に立つのでしょう?その疑問を社協に電話で聞いてみました。答えはこのようでした。生活困窮者には生活保護制度があります。しかし、生活保護とまでいかずとも日々の食に困っている人が相当数いる。たとえば昔からの持ち家に住む高齢者。精神障害で動けない母親。DVで逃げ出してきた人たちなど。生活保護の支援外であったり、どうしても受けたくなかったり、誰にも何も訴えることのできない人がいる。もちろん、そういった方々への行政支援もあるのですが社協職員が巡回していると今日たった今、食べるものがない人がいて、とても支援を待っている状況にない。そういう人にすぐにお米を提供できるようにしておきたいそうです。やっぱりお米が一番なのでしょう。

 でも自分たちにどれだけのことができるのか?正直、支援に全財産を投げ打つことはできないし、継続して支えていくだけの気概も持ち合わせておりません。「中途半端なら止めておけ」と心のどこかで思いもするのです。」

 正直に書きます。提供すると決めたのはお米5俵(300㎏)です。何千俵も収穫してたったのこれだけです。機械を修理して肥料を買って、従業員みんなのせいかつもあって。一生懸命考えた結論です。不甲斐なさや葛藤や、自分の偽善への疑いや受けるかもしれない批判の声。そうしたことを差し置いてただできることをしました。

 いつも思うのです。農業の価値は食べ物を作ること。それが食べる人の血となり肉となる。命をつなぐたった一つの手段です。私達はそういう大事な仕事を任されている。そうであるならそういった取り組みはやり過ごすことはできない。 と考えました。

 できることならこの秋の収穫が一人でも多くの方々の喜びになることを。自分たちの泥臭い汗が命をつなぐ一助になることを願っています。このお米を食べて下さる皆様が、健康で元気でお過ごしであることを心から願っています。

                           農業生産法人 松幸農産
                                 代表  松田 丈輔

ランドンへ
 産官学連携の日本酒プロジェクトを今年も継続しています。昨年のパリに続き、今年はロンドンに行きます。今回はお酒だけでなく松幸農産のお米も持っていくことになりました。まだ次にどんな展開が待っているのかわかりませんが、いい話になれば新しい展開も開けてきます。遊びなしの弾丸ツアーですが非常に楽しみです。

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2017年8月 4日 (金)

あぐり新聞 8月号

皆様へ

 残暑厳しい折ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。この1か月で田んぼの風景も随分と変わりました。7月の初旬は一面、緑の草海原でしたが、8月上旬からは薄緑の未熟な穂が広がっています。これからどんどん穂が充実して、頭が垂れ黄金色に染まっていきます。雨不足で悩みぬいたこの一年、耐え抜いて旺盛に茂った稲穂。収穫がついに目前に迫ってきました。

 ところで皆さん、SNSはご存じですか。ソーシャルネットワークサービスの略ですね。私もうまく内容を説明できないのですが「つながりを作るためのツール」というように思っています。フェースブック、インスタグラム、ツイッター、ラインなどなど、これらを通じて個人間、企業間もつながりを持っています。私自身、未だスマホを持たず、ガラ携派ですが、松幸農産ではSNSを活用しようということになりました。

 先日、みんなで話し合っている時に「松幸農産もSNSを取り入れたらどうだろう?」という意見が出てきました。「もっと松幸農産を知ってもらえれば、もっとお客さんが増えるのでは?」という考えがスタートです。松幸米を食べて下さる方々、とりみそ家、しあわせ家に来て下さる方々、どんどん増えていけば嬉しいことです。聞くところによると費用は全くかからないとのこと。トランプ大統領のツイッター攻撃や、お笑い芸人のインスタグラムなどテレビでも話題です。「何か面白そう・・・」と思ってアイディアを出してもらうことにしました。

 「LINEで繋がって・・・」 「インスタグラムは少し・・・」 「フェースブックならうまく・・・」「今はツイッターが・・・」 それぞれのメリット、デメリットを話し合って議論は尽きるともなく続いていきます。私はというと「???」半分も理解できません。いったい何を言っているのでしょう?少しは知識があると思っていたつもりですがお手上げ!!これが正直な感想でした。

 「わからないけど要するに何をするの?」と私。「ですから、インスタグラムなら・・・」と堀口君。「僕はLINEを始めようと・・・」と寺谷君。同じ迷路に入ってしまいます。「その違いはいいから要するに何をするの?」もう、いい加減にしてほしいと思い始めています。そこで東さんから一言。「要するに写真を撮って、短い文章を書く、それだけさ!」ああ、そうなのか。これで少しわかった。聞けば日々の松幸農産で起こったことなどを紹介していくそうです。

 そこで次の疑問がわきます。「それでどうしてお米を買ってくれたり、お客さんが来たりするの?」と私。「いいねを押してくれると・・・」「友達に拡散して・・・」 システム的な話にまた混乱してきます。なかなか要領を得ません。そこで東さんから再び一言。「これは宣伝広告になります。それはいいこと」

 そんなこんなで松幸農産ではフェースブックを始めます。稲の成育状況だとか、松幸農産で起こったこと、イベントやお得情報などをタイムリーに出していきます。なにぶんまだまだ手探りでルール作りも同時に行ったりで歩みは遅いかと思いますが新しい取り組みとしてやってみます。少しでも松幸農産のことや特にそこで働くスタッフの頑張りを感じていただければ嬉しく思います。そして、そこから少しでもお米を買って下さる方が増えればやはりうれしく思います。是非見てください。

  http:/www.facebook.com/korekara.jp/

追伸

 今回は自分の不勉強を恥ずかしく思っています。時代の流れに乗れてないことも反省です。しかし、一方で私が知らなかったことを、松幸農産のみんなが考えてくれて、実際にやってみようとしてくれる姿が嬉しく思いました。一人の力はたかがしれてますものね。

                      農業生産法人 松幸農産
                             代表 松田丈輔

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2017年7月 4日 (火)

あぐり新聞 7月号

皆様へ

 いつの間にか夏本番に入りました。皆様いかがお過ごしでしょうか。松幸農産では無事に麦の収穫を終えることができました。途中、走行中のコンバインのキャタピラが突然切れたり、雑草が生えてしまい刈り取れなかった圃場もありましたが、総じて収穫は順調で「第2農繁期」と名付けたこの忙しい時期を乗り切ることができました。これからは米に全力投球し、秋の収穫まで突き進むのみです。

 「変だな?」と思ったのは4月下旬ころです。順調すぎる田植えに喜んでいましたが一方で崩れない天候に何とも言えない違和感もありました。「でも6月に入れば梅雨だし、自然と雨も降るだろう・・・」と安易に考え作業を進めてきました。しかし田植えが終わり、麦刈りとなって、更に麦刈りが終わっても雨が降りません。なんだか秋のように埃っぽくて、畑は見事に乾ききっています。ジメジメと感じることもなく、朝夕は肌寒く感じることも少なくありませんでした。「これは変だぞ・・・」 

 予感が実感に変わり、今年の異常さが際立っています。10Kmほど離れた地域では、すでに3週間も農業水路に水が流れてきていないそうです。農業ダムの貯水率が5%を割り込んでしまい、放水する水がありません。貯水率が40%に回復するまで流さないようで、このままでいくと全滅することはなくても大幅な減収が避けられないと予想されています。実際、見に行ってみましたが苗は元気そうでも地面は白くひび割れてみているのが苦しいほどです。おそらく今後、少々の雨が降っても、山全体が乾いているので農業ダムに水が到達するまで相当の雨量がないと回復は難しいと感じました。長くこの仕事に関わっていますが、この地域でこの状況ははじめてです。

 ところ変わって、松幸農産の地域はどうかといいますと、そこまで激しくありませんがやはり水不足です。24時間流れるはずの水路は夕方には節水のために止まってしまい、それ以降は流れません。朝、上流から取水していくとして、水路の水が下流に到達するころは水が止まってしまいますので近くの小川でポンプアップした水を、長いホースで引き入れたりして凌いできました。6月中は何とか、そうして水を保持していますがこれもいつまで可能か?・・さらに言うと中干しをする6月と穂がはらむ7月では生育上の水の重要度が違います。このまま7月になって、例年程度の雨量では足りず、田は干上がってしまい被害も甚大になるかもしれません。

 天候勝負の農業であるとわかっているものの、ここまでの水不足は予想すらしていませんでした。今はダム以外にも、農業用の貯水池が整備されていますし、水路のパイプライン化が進んで、10年前と比べても水の便はとてつもなく向上しています。それでもこの状況です。異常さがご理解頂けるでしょうか。おそらく灌漑設備が整っていない時代なら飢饉になるレベルです。何とかまとまった雨がほしいものです。今年の命運は、この7月が握っていることに間違いありません。

                              農業生産法人 松幸農産
                                   代表 松田 丈輔

「三ツ星マイスター」取得!!

 松幸農産の堀口君が「お米マイスター三ツ星」を取得しました。お米マイスターは、農業の生産現場の資格ではなくて、お米の博士号と言われ、収穫後のお米の専門知識(様々な品種の特性や、鮮度を保つ方法、美味しいご飯の炊き方など)の資格です。現場外の資格なので少し系統が違うため相当に勉強しないと取得できません。私の周りを見回しても、お米マイスターとなった生産者は見つけられないほどです。堀口君は農産物検査法の検査員の資格もあるのでこれで二冠達成! 今後はお米マイスターの知識を生産現場に活かして今まで以上に喜んでいただける米作りを目指すそうです。期待の星です。

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2017年6月 2日 (金)

あぐり新聞 6月号

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皆様へ

 6月に入り雨の季節になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。今年は4月の田植え以降、ほとんどまとまった雨が降っていません。「あれ?そういえば・・・」と感じられるのではないでしょうか。パラパラと降る小雨は数回ありましたが水たまりができるほどの雨は一日しかありません。お米を作る私たちにとって、雨が少ないことは死活問題なので本格的な水不足になる前にまとまった雨がほしいところです。一方で麦の刈り取りが6月1日から始まりましたので逆に晴れの日が続かないと、それはそれで苦しい思いをしてしまいます。願わくばドカッと雨の降る日が3日ほしいところです。欲を言えば、それ以外は晴天だと麦の収穫が進んでありがたいものです。埃っぽい乾いた地面を見るとついついそんなことを考えてしまいます。自然相手の農業ですから考えても仕方のないことですが、今年は本当に雨が降る日を待ちわびています。

 さて松幸農産では5月中旬に無事に田植えを終えることができました。雨が少ない年とはいえ、数年前に作られた大きなため池とパイプライン化によって、苦労はしたものの順調に進めることができました。ただ、順調にいきすぎるのも考え物で、逆に私としてはがっかりすることが実は3つもでてきてしまったのです。

 まずは田植え機です。松幸農産では常時3台所有しています。本当は必死になれば2台でもなんとかなるのですが、スケジュールが遅れ始めると2台では絶対に追いつくことができません。どうしても3台が必要になります。実は昨年の田植え終了間際に長年使った1台が完全に壊れてしまい今年は新車を導入しました。「これで今年は大丈夫!」  されど幸いなことに待てど暮らせどスケジュールは遅れてきません。田植え中に何度もある大雨も大風もなく、結局2台で全てを植え終えてしまいました。無理して買った田植え機。結局倉庫の中で日の目を見ることなく、来年のデビューっを待つことになりました。一年先でも良かったが・・・・。

 さらにトラクター。常時4、5台所有しています。小数点以下0,5台とは20年以上使っている「おじいちゃんトラクター」で常時稼働している4台に何か故障があった場合だけ助けてもらうことにしています。今年は5月初旬の折り返しを過ぎた段階で常時稼働している4台のうち1台が上がってしまいました。今まで順調に進んでいるとはいえ、あと半分も同様とは限りません。「何とかすぐに修理してよ」とクボタさんに頼んでも「ここまで来るともう無理です」との答え。泣く泣くトラクターも新車に。

 極めつけは苗の生育です。田植え作業が順調なのは良いですが順調すぎると、スケジュールがどんどん前倒しになってしまい苗の生育が追いついていきません。一見、若葉が伸びて、立派な苗に見えますが大切なのは根の張り具合で、根が発達していない苗は、植えても地面を掴み切れずに流れてなくなってしまいます。

 残り一週間まで来て苗が成長するまで2日も作業を止めることになりました。でもそれなら何もトラクターを買わなくても・・・何とか動く3台で作業を進めればよかったじゃないか・・・「発注前までもどりたい・・」そう願っても後の祭りです。疲れがたまっていたスタッフは休めることにほっとしていましたが、彼らを横目に私一人が涙目でした。

 天候勝負の農業だけにどんな状況にも対応できるよう準備することは大切です。ただそんな準備も結果として無駄になる。順調にいって嬉しいはずが逆に何故か悲しくなる。こんな状況もあるんですね。考えもしませんでした。せめてこのまま天候に恵まれ、方豊作になることを祈るばかりです。

                           農業生産法人 松幸農産
                                代表 松田丈輔

酒米の件

 産官学連携日本酒プロジェクトについて今年も酒米の田植えが無事おわりました。その場で大学の先生が「今年はロンドンに行きましょう!」と言われました。プロジェクトに携わった人、一人、一回の海外訪問と言っていたので「私はフランスに行きましたが・・・」お断りしたのですが「やはり松田さんに来てほしいのです」と嬉しいお言葉。誰かに断られての人数合わせであることは重々承知しているのですがつい引き受けてしまいました。「NOとは言えない気の弱い松田さん」なんてことになるのかなあ・・・

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2017年5月15日 (月)

あぐり新聞 5月号

あぐり新聞 5月号

皆様へ 

 春の陽気が続く気持ちの良い季節ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか。5月の松幸農産は田植え作業の真っ最中です。今年は晴天が多い分、上からの太陽と下からの田面からの照り返しで2倍の直射日光を浴びているようなものです。スタッフの中には日焼けを気にする派と無頓着派がいて気にする派は顔が真っ白になるほど日焼け止めクリームを塗り、防御は万全。無頓着派はそのまま真っ黒に日焼けしていきます。どうやら若者と老人が気にする派、中年は無頓着派といったところでしょうか。白人と黒人がいるみたいな感じで何となくインターナショナルな松幸農産。5月中旬の田植え終了を目指して今日も一生懸命走り回っています。

 さて、順調に進む田植え作業ですが、進めば進むほど苦しくなっていきます。稲刈りなら、刈り取った田はとりあえず放っておいて次々と作業を進めるだけでよく、全ての稲刈りが終わってから収穫後の作業が開始されます。逆に田植えは、植えたそばから管理を始める田んぼが日に日に増えていくことになり忙しさが増します。そのため田植え時期と言っても4月と5月では状況が同じではありません。

 誰しも最初は気持ちよく仕事を進めたいものです。松幸農産も同じで田植えがスタートするのは自社センターの近くから。水も豊富で大きな田んぼが多い地区から作業を進めます。こういった地区は管理も容易でそれほど苦労することはありません。更に近所であり、地元に事情に詳しい方が応援に来てくれますので殆ど心配せずお任せです。「あの田んぼを植えたから後はよろしくお願いします」と一言言えばあとは例年通りきちんとした管理をしてくれます。4月はトラクターも田植え機も、自分たちの仕事に集中でき、面積もどんどん進んでいくので頑張りがいのある時期と言えるでしょう。4月は「幸せな時期」と言えるかもしれません。

 しかし5月に入ると田植えは不利な条件の田んぼへと広がっていきます。一つには遠方で能率が上がらない地区を後回しにしていること、山間部の沼田に最初から行きたくないこと、地縁が弱い地区で手伝ってくれる人を見つけられないことなど理由はいくつかありますが、後になればなるほどどうしても人手不足で管理作業に手が回っていきません。そのため、管理に代掻きチームから一人、田植えチームから一人と人が移動していき、進めたいはずの田植え作業が遅れていきます。もちろん、この状況を見越して作業ペースが緩やかになるスケジュールを組んでいるのですが、田植え後のように全員が管理に回っていない同時並行の期間ですので一人の作業負担も大きく、厳しい状況が続いていくのです。ここにスケジュールの遅れが加わるとどんどん伸びる苗を横目に焦りに焦って心がささくれだっていきます。そうならないことを祈るばかりです。

 とはいえ、今年は天候が味方してくれています。大風、大雨の荒れた天気はなく適度に雨も降りました。順調に進んでおります。田植えが終わればすぐに5月下旬の麦刈りと次の農繁期がやってきまてゆっくりできる期間はしばらくありません。梅雨には他面の溝掘り、雑草取り。夏が来れば田んぼの草取り、麦後の田起こしと次々と仕事は増えるばかりです。しかし今からのシーズンは農業生産者が最も充実し、農産物を育て上げるシーズンです。全力を出してより良いものを作っていきたいと思っております。

                        農業生産法人 松幸農産
                               代表 松田 丈輔

ごぞんじ?田植えダイエット!!

 私の個人的な話ですが、冬の間に3Kほど太ってしまいました。田植え期間は重労働が続くのでこれを機に食事を減らせば痩せられるかと思い「田植えダイエット」を始めました。結果は2日で挫折です。初日は夕方からふらつき始め、2日目の夕方には立っていられなくなりました。「これはいけない」とダイエットをあきらめて3日目からはしっかり食べるようにすると疲れ知らずで頑張れました。食べるからこそ元気でいられる。そんな当たり前のことを今更自分で証明してしまいました。

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